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歯周病とは

歯周病は、歯を支える組織におこる病気です。ほとんどの歯周病は歯周病原細菌によって引き起こされる感染性炎症性疾患です。歯周病は生活習慣病に位置づけられ、食習慣、歯磨き習慣、喫煙、ストレスや肥満さらに糖尿病などの全身性疾患との関連性が示唆されています。また、35歳以上では80%近くの有病率を持つ感染症です。(平成23年歯科疾患実態調査より)実際に歯周病の治療を受けている患者数は260万人ですが、有病率から考えると「歯周病であることに気付いていなく治療をしていない」人が多いことがわかります。

歯周病が進行すると・・

歯周病は気付かず徐々に進行する生活習慣病であり、実際に口腔内に症状が現れた時にはある程度進行している可能性があります。具体的な症状としては、歯の動揺(歯が動く)、口臭、歯肉腫脹(歯茎の腫れ)、ブラッシング(歯磨き)の出血等があげられます。このような症状の出る前に、予防的に定期的な歯科受診が必要となります。また、歯周病は加齢により歯周病のリスクが高まります。若いうちからの予防が重要となります。

歯周病の治療とは

歯周病によって一度失われた、歯を支える歯周組織の完全な再生を行うことは現在困難です(現在の歯周組織再生療法を含め)。そのため、治療の主体は歯周病がこれ以上進行しないようにする事が中心です。具体的には原因除去療法を主体とし、中程度以上の歯周病には歯周外科治療を含めた治療が必要となります。また、その後は個人個人の歯周病リスクを考慮し、数週間から半年程度の間隔でのフォローが必要となります。

歯周病の治療のゴール

歯周病治療のゴールは、ご家庭での歯磨きで歯周病の原因細菌を除去できる口腔環境を整える事(ホームクリーニング)と、加えて定期的な歯科医院での歯石除去や専門的歯面清掃(プロフェッショナルクリーニング)、投薬などによるメインテナンスです。歯周病の進行速度や環境は個人により異なるため、患者さまそれぞれに応じた治療とメインテナンスが大切です。